経営者と社員が協力して、“いい会社”をつくるためには、経営理念を共有し社員が主体的に行動していくことが望まれます。その指針(行動基準)になるものが「行動指針」です。社員が笑顔で働き利益を出している会社の共通点は、社員がやらされ感なく自分たちが決めた行動指針に価値をもって働いています。
当協会では、社員同士がお互いの個性(持ち味)を認め、尊重し合うことを学びながら、社員が主体となって行動指針づくりができる支援を、行動指針づくりアドバイザーを通じて実施しています。
行動指針づくりアドバイザー®とは
「私たちが決めた行動指針」づくりを通して、社員の「個」のちからと「チーム」のちからを最大限に引き出し、経営品質の向上と自律型人材の育成を行う支援者。
受講対象者
企業の教育担当者・管理者・一般社員、社会保険労務士、中小企業診断士、キャリアコンサルタント、税理士、公認会計士、経営コンサルタント、研修講師、その他、経営支援に関わる方。
目的と効果
【目的】
◎経営品質の向上(社員の行動の質の向上)
◎社員自らが決めた行動指針の実践による、自律型人材の育成
◎お互いを認め尊重できる組織風土の形成
◎会社イメージや信頼感の向上
◎社員の離職防止と定着
【効果】
◎社員の「個」のちからと「チーム」のちからを最大限に引き出せる基盤ができます
◎社員同士の連帯感と「いい会社」は自分たちがつくるという意識が確実に育まれます
◎社員の行動の質が向上します
◎自分達で決めた行動指針なので自らの責任のもとに行動を起こすことができます
◎顧客や関係者に周知すると会社のイメージや信頼感が向上します
◎会社にとって必要な社員が定着していく土壌ができます
講座概要
社員が主体となって、楽しみながら「私たちが決めた行動指針」を短期間で作成するプログラムです。ワークショップでは、持ち味カードを活用し、社員同士がお互いの個性(持ち味)を認め、尊重し合うことを学び、社員自ら行動指針を決定し、一致団結して会社の目的と目標に向かうことの大切さを感じてもらいます。
特徴
最大の特徴は『持ち味カード』を使うこと
◎ビジネスで必要とされる「持ち味」が1枚1項目ずつのカードになっています
◎社員の持ち味や会社として取り組むべきこと(行動指針項目)が簡単に確認・見える化できます
◎カードになっているので、行動指針項目が短時間で抽出できます
◎参加者が主体となって、とても楽しく実施できます
行動指針パネルの事例
カリキュラム(6時間)
- 「持ち味カード」を活用した行動指針作成までの流れ
- 研修を始める前の雰囲気づくり
- 「持ち味の窓」体験ワーク
- 「私たちが決めた行動指針」づくり体験ワーク
- 「私たちが決めた行動指針」パネル作成方法
- 「私たちが決めた行動指針」作成後の継続フォロー
認定基準
- 行動指針づくりアドバイザー養成講座終了者